思いついてちょっと八丈島
「明後日から、八丈島とれるかも・・」「いこういこう」てな具合で急きょ決まった八丈島の旅。それも1泊3日。
前夜祭@新橋(5月1日)



フェリーに乗り込む前の晩飯は、新橋でイタリアン(ニコラス)、飲み放題付き!昔からある洋食屋さん、という佇まいで、うるさくなく静かすぎず、さすが新橋、落ち着きます。
ワインをたっぷり注いでくれたので、満面の笑みを返していたのだろうなあ、2杯目からもナミナミ注いでくれました。
すっかり酔っぱらって、デザートもいただいて、いざ竹芝、夜のお散歩です。
竹芝~八丈島 (東海汽船)



竹芝桟橋、客船ターミナル?って、こんなにきれいだったかな。というより、長時間フェリーに乗るの何年ぶりなんだろう、わたし。。。ほろ酔い気分に降りかかる不安を払いのけて、よし乗船だ。
明日の予報は「悪天候」場合によっては着岸できずに引き返すこともあります。だそうです。

1等船室。8人部屋ですが、今のところ連れ合いと2人部屋とのこと。
22:30東京発~8:55八丈島着
約10時間の船旅が始まりました。
「メニュー見たら生ビールあったぞ」と、レストランに出向いたが生ビールがなかったので「小笠原チューハイ」をテーブルでちびちびやっていたが、眠くなってきたので部屋に持ち帰り、じきにすんなり眠りについた。周りに気兼ねしなくてよかったのでテレビも電気もつけたままリラックスできていた。
3時ごろ目が覚めたときに、船の揺れがおおきくなっていたので飲み残しのチューハイが気になって、片付けついでにトイレに行ってから、浅い眠りの中での葛藤状態が始まる。
ダウンロードしてきた映画を観る、は即却下、落語を聴く、島唄でも流そうか、いろいろ試しているうちにスマフォの操作は危険だという結論にたどり着き、適当な音楽が適当に流れている状況となった。
夫の寝言か?と起きたときは、それは汽笛の音で、三宅島にもうすぐ着くところだった。
御嶽島に着く頃は、必死に睡魔と仲良くしようと穏便に穏便に時を過ごした。
御嶽島~八丈島(時刻表によると3時間くらい)が試練の時でありました。頭から血の気が引き始めたのでお手洗いによろよろ出向く、そんなルーチンを3度ほど繰り返したのです。こんな時「だいじょうぶ?」なんて労わられても困るんだよなあと、そおっと戦っていたところ、それを察しているのか爆睡しているのか夫は隣で丸くなっていた。窓の外が白んできて少し楽になったとき目が合ったので「三度ほど出動してきたぜぃ」と言ったら「まじ?」とニヤッとしやがった。
頼むから着岸してくれ!必死の願いが叶い予定より30分ほど遅れの9時半ごろ、晴れて八丈島に上陸した。晴れてない、荒天です。
八丈島~ドライブ~(5月2日)
地上に足が着いた時の安心感と言ったら、それはそれは幸せでした。雨量はそれほどでもないが強風ではありました。



まずは、レンタカー「シーダイブレンタカー」。ダイビングショップと宿泊、観光案内もやっているのかな、お客さんでにぎわっていた。元気なおとうさんが出迎えてくれて「嵐の八丈島へようこそ!!」の一言にとっても元気をもらった。
予報では、これから雨の勢いが増してくるらしい。さあどこへ行きましょうか。
〇土産物屋「民芸あき」に行った。下調べもほとんどなしで訪れたため、八丈島の名産とかをここで知る。お店は、靴を脱いで上がる畳敷きの落ち着いた素敵な建物でした。
〇蕎麦「千両」で、胃腸のダメージ改善を試みた。出汁が腹にしみて生き返った。明日葉のてんぷらは我慢。

〇日帰り入浴「やすらぎの湯」でよみがえった。最高。今のところ八丈島らしい観光は特にしていないが、いいではないか。


〇「大坂トンネル展望台」から見る八丈富士が美しいらしいのです。想像しながら、パシャリ。


〇「南原千畳岩海岸」へ向かう海岸線、途中でふと色が変わった。海の色も陸の色も少し寂しい色になった。これが東山と西山の境目なのだろうか、今度勉強しよう。
本日の観光はこんなもんかな、と宿泊地に向かった。風が強いし。

夕飯、目指すは「あそこ寿し」東京都なんだなあ、と電柱見て納得しながら散歩でむかう。島の夜は静かです。
予約していた島寿し(漬け)を島酒でいただきました。美味しかった。唯一計画していたメインイベントだったのに、あわてて食らいついてしまい写真を撮るのを忘れてしまった。まあ食べログとかに乗ってるからいいか。

八丈島~羽田(5月3日)
8時10分に空港までの送迎車が出ます、ってことで、もったいないので早起きしました。底土園地を散策した。満足だよ、八丈島。





ホテル「リゾート・シーピロス」に戻って朝飯いただきます。焼シイタケがおいしかった。


あっという間に空港について、昨晩感動した「岩のり」ついでに「島のり」を購入した。
八丈島の次の課題は、のんびりすること。無計画でよいので、ハイキングしたり海に入ったりお天気次第で何もしなかったり、もっと味わいたい、そんな魅力的な何かを感じました。フェリーに乗るかはまだ考え中。
反省会@羽田

ゴールデンウィーク真っ只中の羽田空港は、非常ににぎわっていた。近頃openしたらしい「HUB」で反省会。ビールは旨い🍺
この旅の友は、「ヘルシンキ生活の練習」朴沙羅
読書タイムが限られていたので、読み終えなかった。次の目的地はヘルシンキになるかもしれない。